綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

採りたてのように行儀よく、6つ並んだ無花果の黄緑の皮、赤みを帯びた縞目

体操やマッサージは控えめに続けているし、身体を緩めるよう飲むお白湯にもきれいな石を入れて楽しんでいるし、気候が温かくなって暫くお休みしていた朝の「梅醤番茶」も冷房のひえ対策で復活させていた。それにもかかわらず、なんとなく調子がおかしいと思っていたら、出てきた。思い出したように以前から時々現れる、身体の左側ばかりの症状―舌の付け根の腫れ、歯の違和感、目と耳の痛み、首筋から鎖骨・肩甲骨周りが盛り上がるような凝り。歯からか「風邪」なのか、肩が凝りすぎていたのか胃が弱っているのか、何が卵ともいえないけれど、すべて一続きなのは明らか。この2、3日、起床後に鏡に映る顔は目が小さめだったのも、首あたりの流れが徐々に詰まって顔がむくんできていたのだろう。今朝は決定的だった。

できるだけ、左上体のリンパの流れがよくなるよう、温めたり押したり、緩めるために上体を倒し、すとんと下に落とした腕を、肩の奥のほうから、ぷらぷら揺すってみる。

バッグも極力、左肩にかけずに手で下げるよう、いつもより更に気をつけた(単に身体を歪めるというより、押さえつけることで片側のバストだけを圧迫して体型が崩れるという理由で、下着店のフィッターさんにも注意されたポイント)。どこでも読もうとして法律のテキストに翻訳学の本まで詰め込むから、やたらと重い。

バランスが取れるよう、歩く時や寝転がって体操する時、腰の奥のほうから脚が生えている感覚を意識する。

仕事は、すべきことが非常に多いのに手が足りず、時間も限られている。他の人たちの都合で仕事場に長居できないが、それでは週末の引き継ぎ、分担の仕込みをしておくのにさえ限界がある。うまく乗り切れるとは信じたいけれど、どうも気になる。出張の移動の要になる準備がひとつできたのは、よかった。

仕事場の近くで、きれいな無花果とプラム(店には品種を書いていなかったけれど、おそらく小さめの貴陽)、真っ直ぐでない分お買い得の胡瓜、とうもろこしやツルムラサキを購入。売られている野菜や果物からも、どんどん、季節が変わっていくのを感じる。同じものでも、夏の路地の味になっていく。

帰路、結局『なまけもの...』の本と、完訳Oを入手。
ただし、新月の「はじまり」の流れに乗って、勉強習慣を充実させていくよう自分に言い聞かせる。朝一番の光を充分に浴びるように、また山登りもしたほうがいいのかもしれない。