綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

シナモン、カルダモンのお茶が前に、墨の香煙が右にある深夜―安逸も厳粛も机上架上

10分ほど乗車する電車内で、昨日からバッグに入れている詩作自習本をぱっと開いたところが、明晰かつ具体的に書くこと、クリシェに使われず使いこなすこと、読み上げてみて語感からそれらをチェックすること(時にノイズを使いこなすこと)などに関する一節で、興味深い練習のヒントを得る。一方、外出先で、知人から刷りたての新刊詩集を一冊頂いたので、明日からこれも読んでみようと思う。

深夜になってしまったけれど、翻訳20分強。昨日手書きメモした部分を見直しながらPC入力し、新たなパラグラフ訳出も含めて先に進めた。
その後で法律DVDの続きを30分見てみる―予定だったが、朝が近づいてきたこともあって(午前3時過ぎ)計画変更。テキストを短時間開くだけにして、事務所の業務納めをすっきりこなすことを優先してしまった。次回はその分、密度を濃くしなければ!
優先度の低いところで思考停止してしまいそうな傾向を切り捨て、清々しい気持ちで次に取り組みたい。とっておきの本を読むように、透明なアクアマリンの原石を手にしながら眠ってしまう。
年末年始は事務所の仕事が休みでも、別の仕事の手伝いで一年中最も忙しい時期のひとつのため、睡眠や休憩の時間も殆ど無い。自分で自由に使える時間をほんの少しでも作るためには、朝早めに行動したり、家族や知人のペースに関係なく動くしかない。