坂を登って尾羽をひとふり、三叉路の一本へと迷わず歩く、セキレイの先導

移動の合間に法律テキストを読む（もっと勉強しないと！）。翻訳のチェック確定一区切り。英詩自習本にちょっと目を通す。

早朝、久しぶりに山へ散歩に行くと、今年初めて、鶯の囀りが耳に飛び込んできた。数日曇っていた視界が晴れ、詰まっていた呼吸ができる感覚。一日中、遅くまで仕事がぎっしり詰まって忙しかったけれど、お蔭で過ごしやすかった。
友人が貴重な蔵書から、『ベジタリアンクッキング』をプレゼントしてくれた。著者の鶴田静さん自身に贈られた本のようで、署名と落款付。本自体より一層嬉しかったのは、本の来歴や出版当時の様子、食と思想の関係についてなど、刺激的で力強いメッセージを添えてくれた、友人の思いや心遣い。