綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

珊瑚色の香から立ち上る煙の側に、珊瑚色の瑞々しい薔薇(

バスの中でこっそり顔の体操をしながら出勤してみれば、昼食を摂る間もない、忙しい一日。朝から日程が差し迫った仕事、緊急性の高い(新インフルエンザ関連の)仕事などが次々で、夕方近くになっても、ショップ99の焼き芋(冷めてもボソボソしなくて甘いのが幸い)を齧りながら、まだキーボードを叩き続ける手を休めない有様。残業の合間に、仕事場での合同英語レッスン―仕事場のミッションについて語る、或る種のブレインストーミングとも言え、刺激になる。
目が回りそうな、頭が脱水機にかけられているような気分のまま、友人からの託かりものを取りに回り道。「呼びつけられた」と憤慨していたのも束の間、新玉ねぎをトッピングした新ジャガイモと空豆のホットサラダを用意してくれていたのを頂いているとほっとした気分になり、一日の出来事などお喋りしながら預かりもの―仲間内の結婚祝に添えるメッセージ―が意外なほど愛らしい鳩のシールで素敵に飾られているのを目にして驚き、私にも空豆ほどの大きさのテディベアのマスコットを(かわいらしすぎて、自分では絶対に買わないのだが)「プレゼント」してもらって更に和んでいると、帰路には街の灯火やラジオからの音楽などすべてに、はっとさせられ、何もかもかけがえのないものに思えてきた。なんて単純な!そしておそらく何かにつけ、実際には見た目より単純な事柄のほうが多い。
移動中には法律講義DVDの音声を聞き、帰宅後も仕事関連の翻訳をして、まだまだ勉強が足りないとはいえ、どうやら雑務と余暇一辺倒でない一日にはなったのが嬉しい。