綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

扉を開け放った共同食堂の卓上で、ガラスコップから溢れるドクダミの葉の暗緑、浮き立つ花の白

体操をして仕事へ。打ち合わせの外出先にベジタリアン対応料理がある見込みで、お弁当作りは休み(結局、茄子と苦瓜、赤・黄パプリカのお酢風味の揚げびたし、白米のご飯、メロンとグレープフルーツの盛り合わせ―陰陽でいえば「陰」に傾いている感じだけれど、暑くなってきた時期だからまあ良し)。
久々に複数言語の会議を手伝う。通訳者の方の仕事ぶりや、人やテーマに対する身のうちから湧き出るような好奇心の豊かさに甚く感動した。単なる「与えられた仕事」へのそつのない対応というのではなく、会議に参加する一員としての立ち位置が感じられ、しかも爽やかな印象。
会合後の交流会では、馴染みのボランティアの方がプロ以上のパーティ料理を用意して下さったり、準備も後片付けも楽しい機会になった。海外ゲストの一人に自称ベジタリアンがいらしたので、新鮮なサラダ(オレンジ色でほんの少しピリッとした特製ドレッシングは、さまざまな野菜のペースト状)、ごろごろと大きめに切った野菜のピクルス(粒のままの黒胡椒とクローブもきいている)、韓国の餅菓子シルトック三色盛り(黄、うぐいす緑、小豆色)など、ヴィーガンにとっても美味しい、目に鮮やかなものが色々あった。もやしやミントをたっぷり入れたフォーを、ノン・ヴェジの人たちには豚足スープでお出ししたけれど、試しに薬味の甘辛チリソースとレモンだけで食べてみたら、勢い余ってソースをかけすぎ、さすがに辛くて涙が出た。
帰宅は遅くなったけれど、家業の手伝いを少々。友人たちと電話し、法律テキストを少しだけ開き、薔薇の香りのオイルなどでのマッサージと体操をして就寝。