綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

後ほど。

体操、マッサージ。マッサージには「メビウス」の水も使っているけれど、オイルは、これまでの薔薇の精油入りの「オーラグロウ」が減ってきたので注文した、日本製のケイシー流リンパケア用のもの―筋肉痛用の塗り薬のような、カンフル系の香りは即効性がありそうなイメージ。特に胸骨あたりを中心に、鎖骨や肩甲骨を経て、腕、手指の先への繋がりを意識してみる。バランスよく歩けるよう、腰から足も意識。代替・自然療法や身体を動かすことに、どちらかといえばあまり興味がなさそうな(でも、他人任せでリフレクソロジーやスポーツマッサージをしてもらうのは不眠症気味でも眠ってしまうほど気持ちよいと認める)友人が最近、起きてから足の裏の中心あたりを押してみることに「目覚めた」らしく、珍しく効果に関心した様子で語っていたので、それほどまでならと先日来、少し方法は違うけれど、足を揉み解す時に「押す」のも加えてみている。すぐにどこかが解れるというよりは、身体の芯から繋がる流れを意識するのに役立つ感じ。
朝一番に飲むお湯には、いつもの美味水の他に、鉄のシロップを入れてみた。大豆の粉も摂る。こうして書いてみると、「健康マニア」のようだ。そういうわけでもないのに。
昨夜、ある電子申請をしようとしたら、添付写真データの差し替えが必要なことが判明したので、簡単な家事を済ませてから、写真撮影と申請様式の受け取りに出掛ける。夏も終わりの休日だと、胸元に切りっ放しのフリルの列をたたみこんだ白いコットンシャツを着てみたくなったので、それでもまだ本格的な秋には遠い気候に合わせようと長い袖をロールアップして、氷の塊のような水晶原石のペンダントを下げ、足元は銅色のメタリックカラーのサンダル履き、と、いつもと違う、エコロジー云々のコンセプトが好きな人のような格好(でも、久々のシャツの布の、伸縮性がないさらりとした感触が気持ちいい)。その後、書類を受け取った近くの、仕事で繋がりがあるフェアトレードショップで、家族用のストックを切らしていた石鹸シャンプーと、以前一度見かけて気になっていた缶入りインスタントコーヒーAfricafe(タンザニア製)を思いがけず発見。ついでに、薄手のアフリカのカンガでできた小振りのサブバッグも購入。愛用の買物バッグが、通勤バッグに入れる荷物が多いときには嵩張っていたので、ちょうどよかった。大阪の福祉作業所で作っているという、スリランカの雑穀スラッカンの、オレンジピール風味ハードクッキーも試してみることにした。京都のベジタリアンフェスティバルのチラシが、早々に置いてあったのも貰ってきた。
途中、家族と友人のお土産用に、老夫婦だけで営んでおられる「昭和」の雰囲気の菓子店で、掌よりも大きいロシアケーキ類(1つ90円)を4つ買い、ヴィーガンにも理解あるカフェでお惣菜―茄子のサラダにジャガイモの画レットと、沢庵を(意外にも)繊細な感じであしらった玄米おにぎりを買って、友人の仕事場に持ち込み、8月15日のイベント成果の編集や校正の予定確認などしながら、彼の休憩に合わせて遅めの昼食とおやつ。友人が出してくれた、よく冷えた辛口と甘口のシェリー酒も美味しかった。
外出ついでに、8月2日に東京で親友からもらったお土産のティンガティンガも額装しようと持ち出していたところ、アフリカに繋がりがある日なのか、今日はうまい具合に、母が先日ちょっとしたことを言ったのがヒントで訪れた店で、額縁のセールに行き当たった。ペンキ絵の力強いタッチに合う、打ち出し彫金風でボリュームと光沢のある額が、お茶・ケーキ代ほどで売られている。お店の人に相談して絵に合うようにマットを切ってもらうと絵も引き立って、布のまま丸めているのとは大違いの、立派なインテリアアートになった。嬉しかったので早速、携帯電話で写真を撮り、絵をくれた親友に改めて御礼のメッセージを送った。セールをしていた場所では、法律テクストを包んでいた、マーブル紙の自作カバーがボロボロになっていたのに代わる丈夫な布製ブックカバーも見つけ、自室の整理用の箱も手頃なものが手に入り、珍しく、また、あまり予期しないうちに、買物日和。
家業の事務所で、今日入手した申請書類などを早速記入する。弟が、知らない間に文芸志向を強めていて、専門雑誌まで買ったり実作も初めているのを発見して、驚いたり感心したり。もともと、最初に自分で買った岩波文庫が金塊和歌集という、今どき少数派かもしれないが独特で、上滑りでない感性がある弟ではあったが、学業も半ばに、年中家族の為に働いてばかりなので、細切れであっても自分だけの、集中することが楽しくてならない時間を持ち、新しい人や知識、感性の広がりが出来ていくことを応援したい。一方で、私自身も、うかうかしていられないと強く思う。