綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

Skypeの雑音を通して聞く、友人の声の近さと、自分の声の反響の遠さ

室内でどれだけ厚着して手袋までしても寒いため(それを理由に)、雑用を片付ける効率が上がらない一日。窓辺や棚に飾っている花に目をやると、日々開いて力強く美しくなっているのに。
深夜になって、翻訳を約40分。文章の練り直しの続きと、紙の上でだけ荒く訳していた部分をPC入力しながらの確定。辞書を確認するついでに関連する表現なども気になって読んだりして、時間が長めになった。
それから詩集を読む続き。怖い印象というのは単に語感やテーマに因るのでなく、ある「古さ」―多数の人の生死が積み重なってできている歴史や言語、記憶の地層―を抉りとってきたのが、読む度に目前で何度も新たに生成しうる物語・時空間になっているという、詩の本質的な仕掛け自体に対するものかもしれない。夜更けではなく、陽の高い明るいうちにも読んでみたほうが良さそう。
法律は今日もこの後でテキストを読むことに。でもこれも本来、日中にするのが望ましいと思う。