綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

数歩あるいて振り返ると、一面のうすい霧がそこで途切れている

散歩に出ると、雨が続いていたせいか、遠くの海と雲の境もぼんやりと筆で刷いたようで、神秘的な感じさえする景色が見渡せた。風向きによるのか、数日ぶりに雑木林の、丸みのある深緑と茶色の匂いがする瞬間もあった。
夜、事務雑用が終わってから仕事場で小さな講演会があり、権利や義務について最近勉強していたことを思い起こす機会にもなった。
そのぶん帰宅は遅くなったので仮眠してから翻訳の入力。あと少しで入力が終わりそうなので、ますます楽しみ。
法律は、昨夜うまくいかなかったDVD音声抽出作業をやり直している間、その講演会の間に半端に思い出して気になった部分も含めてテキスト確認。でも週末に時間とエネルギーをつぎ込んで補う必要がある。
詩はまた入沢康夫詩集をぱっと開いてみると、各部分はなんともない言葉の群れがこうも非・日常、「異様」に機能しうることが、分かっている筈だったのに、とても新鮮に目に飛び込んできた。