綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

朝と夕方、金柑が机の小さな太陽。活き活き熟した陽の色、瞬間に香り立つ甘酸っぱさに潜んだ植物の苦味

仕事にやっと区切りをつけたのが、最終バスも出てしまって、もう眠くなる時間。お弁当箱を置いてきたのが気になるまま、家の仕事を手伝うと、とうに日付が変わってしまった。
倒れるように仮眠。非常事態で、一節だけ法律テキストを見て、一節だけ翻訳。そして一節だけ、英詩詩作自習本を読む―ずっと訳している翻訳の原稿と違う、「パリパリ」した感触の文体が気持ちよく、目が覚めるかのよう。