綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

コートのシャギーな立襟に顎をうずめると、突如今日だけ香り立つ7年前のオードパルファン―雅な木とムスク

朝は敢えていつもどおり山へ歩いていくのをやめ、家の中でストレッチをする。外ではできない、床に寝た姿勢での動きを中心に。毎朝それなりに、基本的な動作の核になる部分は伸ばしているつもりが、殆ど同じところにある細かい部分が、意外に使っていなくて硬いままなのに気付かされる。朝の山上の、見晴らしの開けた空間、光、鳥や葉ずれの中で呼吸するのは素敵だけれど、時々、方法は変えてみるべきだ。
翻訳は、あとしばらく続ければ、文書の仕上がりへ。
法律はひとまずの区切りまで、講義DVDを視聴しおえた。ただし最後に近づくにつれ端折った展開だったので、自分でしっかりテキストも読まないといけない。
入沢康夫の、何度か読んでいる詩「転生」の、声の構造の重層性と、その実、それが醸成する空間の統合性または単一性。以前に自分で書いた、しかし書ききれていない要素が残る作品と、重なりつつ異なる感覚。