綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

窓辺のガリレオ温度計がセーターのお腹のうえで虹をつくり、頬に穏やかな風を、銃器の重さに触れた肩でも感じようとする、春のきざし

身体にあまり負荷をかけず、身繕いは整えて、それぞれに稀有な資質をもつ友人たちが至極あたりまえのように存在している有り難さを感じながら、随分ゆったり過ごす。仕事の緊張がリセットできたのか、肩や咽喉の(それに、おそらく意識にもあった)しこりが解けた気がする。でも、取り掛かりが遅い。休日で本来時間が有るわりには、勉強がはかどっていない。本気で集中する意識・行為と、前進を持続する為にこそ過度な緊張や弛緩に陥らないよう適切なバランスをとる意識・行為が、根本では矛盾なく両立しながら、表面ではスイッチをきっぱり切り替えないと何も形にできないのを感じているのに、最終的な理解を避けようとしている部分があるかもしれない。

翻訳を一節進める。少し骨が折れる箇所。
法律の問題を幾つか解いてみて、法令上の用語を、自分の用語に置き換えずに、そのまま正確に記憶する必要を痛感する。
今野和代さんの詩の続き。意外な側面を見たり、自分が扱ったのと同じ題材へのオマージュでの全く異なるアプローチを新鮮にも思い疑念も抱く。