綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

赤い三角が行儀よく並んだ「さがほのか」の列から、おちょぼ口の朝食をひとつまみ、ふたつまみ

その苺は小振りの阿蘇産だったけれど、目にも甘酸っぱい、ぎっしりつやつや鮮やかな様子が綺麗だし、口を大きく動かすのを躊躇う状態にはぴったりで嬉しい。一方、手術後から気になることがあり、午前中は対処確認。ダイエタリー・ヴィーガンになった為に(やむを得ず服薬した)化学薬品が効きやすかったり、時に副作用が出やすいのか、そもそも疲労しているだけなのか、判断が難しい。身体との付き合いは長い道だと改めて思う。
前日は午後から出勤したので、残り半日分、また午後から事務所で働くことになった。電話やメールの入り方が普段の平日より少ないので、いつもと違う淡々としたペースで仕事が片付いて、帰路はデパートで保存食材も手頃に仕入れられたし、それはそれで、良かった。

出勤移動中に法律テキストを読む。何日ぶりかで、「読んだ」感じ。翻訳のチェック確定も、この数日捗っていなかったけれど、明日には一挙に仕上げられるペースに近づく。
詩―偶然、韓国(朝鮮)の詩人、白石(ペクソク)の作品と生涯を知った。作品の若い叙情と、あまりに切なく記憶され語り継がれた彼の人生や恋のかたちは、いたずらに通俗的・感傷的に一絡げにされるべきでない尊さをほんの短い断片からも感じるが、それでも切り離せるものではないという気もする。