白赤緑の根菜・葉菜、青豆・紫豆、うす黄色のクスクスが、とりどり飛び跳ねそうに収まる弁当箱

山羊座の新月。夜明け前の「小さい時間」に、温かいチコリ穀物コーヒーを飲んで一息つき、森と苔の香りのお香を燻らせ、ノートに万年筆でゆっくり願いごと（宣言）を書く。
その前後に友人たちと話をしているうちに、数日、数ヶ月や一年間の予定や目標ではなく、もっと先のこと―私ひとりの個人を越えた交友関係、グループ、国々の行方や、それらとの関わりの中、どこでどう過ごすのが理想か等―が話題に上ったり、まだ漠然とではあるけれど思い巡らすことになった。自分が中長期的にしたいこと、なりたい形（のうちの、幾つかの象徴的なもの）が、どんなふうに自他の小さな、また大きな喜びに繋がっているのか。毎月書いている「願いごと」の他に、ランダムな地図のように、ほんのちょっとメモしてみた。
法律テキストを読むのは、なかなか進まない。
他の勉強にしても、明らかへ良い方向へ進む過程で、難しさを楽しめる挑戦として「無理をする」ことではなく、そもそも自分の根本的な思いとは食い違う設定になっていないか。メモはその再確認でもあったのだけれど、もっと更に深いところにあって意識されがたい自分の理想は何かというと、まだ隠れている気がする。