綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

チューリップは背筋を伸ばしたまま萎み、マトリカリアは葉を萎れさせながら四方に顔を上げて花盛り

移動中などに、時間が限られていると意識したうえで法律テキストを開いてみると、理解・記憶とはまた別なのだけれど、結構、読むのが面白い。ちょっとした発見をした気分。
その一方、こなしていくべき仕事が沢山あるのに、一日でできることがあまりに限られているのも痛感する。
ぶり返した身体の異常にも関わらず、些細な事柄は楽しく、新しい。例えば、コートだけでなく、この春はじめて分厚いストールも持たずに外出できたこと。帰路、満月がさえざえしていること。友人が作ってくれたオレンジ風味の新じゃがいも料理に薄緑を添える、これもこの春はじめての若い空豆が、一口ごとに暖かい季節を感じさせてくれることなど。
イリヤ・カバコフが60〜70年代のソ連時代地下芸術活動の様子を書いた自伝があるのを知り、そのうち読もうと思った(今まずは勉強優先として)。それに10代の頃愛読したBrideshead Revisitedも。