綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

紙コップの白ワインに舞い降りてきた、桜の花びら1枚

暑いぐらいに晴れた午後。あまり遠くない、ゆったりと開けた海の見える公園で、友人と桜のお花見。手の込んだことをするには体力が追いつかないので、普段の延長で簡単に用意した「花見弁当」は、苺とアヴォカドとサニーレタスにバルサミコ・ヴィネグレットのサラダ、豆ご飯、桜の型に抜いた人参をあしらった高野豆腐、春ごぼうとこんにゃくの炒りつけぐらい。そして熱いお茶をたっぷり。友人は冷えた白ワインを1本と、イタリア人から分けて貰った麦の穂型の白パンを持ってきてくれた。
ゆったりと寝そべったり、お茶を飲んだりしながら、ふんわりと桜が舞う中、短冊帳に交代で、連句連詩のようなものを程よく丁々発止と書き付け、陽の光が西に差し掛かかるまで遊ぶ。詩歌の始まりは、こんなものだったのかもしれない。
温まったし、リラックスできたからか、身体の痛みは殆ど治まった。
帰路、家業の手伝いを少々。
帰宅後、法律テキストを一瞬。もっと集中したい。