綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

小さな花瓶から溢れる瑞々しい花々の束―ピンクと白の薔薇、ガーベラ

日記を充分書けなかった日の分を埋めたり、少しの家事や家業の手伝いをしていて一日が過ぎた。勉強や片付けが捗らない。
手足や首筋をほぐしたり、温かい水分をしっかり摂るなど、身体を細かくケアするのを通じて「着地」しようとしているのだが、身体鍛錬のために推薦された本はあまりすいすいと読めない。下手に慌てるよりも地道に取り組むつもりで始めることだし、もともと同じメソッドの別の本を読んで実践してみた基礎もあるし、武道やバレエ、乗馬、狂言、フェルデンクライスや操体等、あれこれ通じて学んだ共通点が沢山ありそうだから、書かれていることを理解できなくはない筈だ。それが却って、意気込んだほど積極的に興味を持てない理由になっていて、一見、字面に目新しいことがないように思えたり、本が「古武道や舞踊のレッスンを受けるより、競技スポーツを観戦するのに親しんでいる人たち」を多くの読者に想定している様子に馴染めないのかもしれないが、それでもこれほど「文字が目に入るのを拒絶する」状態、億劫になる心理は早めに切り替えないと厄介だ。その点でも、少なくとも私の場合は、理論を読むより実際に身体を動かすほうが必要な近道という気もする。