綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

青みの中に鈍色の光を宿した夕焼け前の空。高架道路の直線、そして「止まれ」の赤い三角

頚椎、脊椎から足裏への流れを意識してごく短時間マッサージしてから出かけて歩いていると、昔演劇のワークショップやバレエのクラスでよく言われた「腰から下はみんな脚」なのを久しぶりにありありと身体で思い出し、踵がしっかり地面を蹴っているのも奇妙なほどはっきりと感じられたこと。仕事上かなり考えあぐねていた問題が、実は初めから「存在しなかった」かもしれない事実が浮上したこと。お昼のお弁当を作るのも食べる気力もないと思っていたら、意外と散歩がてら外に出て買ってみたチャプチェが美味しかったこと。妙に早く(といっても定時だけれど)に仕事場を皆で閉めて出ることができ、バスの中で能楽師兼ロルファーの安田登氏の本を読んでみると経験や知識から納得できる点と未知のアプローチが共存していてとても興味深かったこと。まだ開いていた市場で豆腐店ならではの木綿豆腐を買って家族と一緒に帰ったこと。肩や首筋が繋がらない、凝っているのに緊張も弛緩もしきらない感じが和らぎ、腕・手を揺する簡単な体操をしてみると溜まっていた疲れが痺れの感覚になって溶け出し、出ていくように感じたこと。注文した洋書が届き、プレゼント用に翻訳の仕込みを始めたら面白いこと。
朝は「お守り」のように水晶をバッグに忍ばせながらも、もう頑張れないように思っていたのに、時間を追って、何だか元気になってきた。
あとは法律テキストを読んで、遅くなりすぎないうちに就寝。明日も、まだまだ新しいことがあるに違いない。