綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

掌におさまる遠景だけの、刷毛で刷いた夕焼け雲―赤紫の空が数秒で鈍色に同化する

この数日間ほどには眠り続けなくてよくなったようで、6時台にすんなり目が覚める。お白湯に入れるのは今日もマラカイトとブルーアゲート、ルチルクォーツ。体操とマッサージ。
今週になってから、お昼は白米ご飯を持っていって韓国食品店でお惣菜を買うばかりだったので(昨日友人に話したら、「昔の女工さんみたいで面白い」と評されてしまった)、生活リズムと体調を整えなおすつもりでお弁当を作る。小豆入りの一分づき胚芽米ご飯、小松菜と蓮根の練り胡麻白味噌・梅酢和え、高野豆腐・人参・三度豆と昆布の煮物。
あれこれ仕事を順調に片付け、今日は仕事場での英語レッスン最終回に最初から参加し(メディアの功罪がテーマ)、月が獅子座に入ったので深夜まで営業している美容室へ行ってヘナのトリートメント兼カラリング。過程のすべてを、ゆったりと感じて楽しめた―最初のシャンプーで頭全体がほぐれてほっと一息つき、独特の乾いた草の匂いを嗅ぎながらヘナを塗られるにつれ頭がひんやりし、椅子から少し離れたドレッサーの上にサーブされたステムグラスをバランスに用心しながら持ち上げて桃の風味のカクテルを味わい、髪からヘナを洗い落とす間にサービスのマッサージ機で足を押されたりローリングされる感触、蒸しタオルで頸が温まる瞬間、いつもセンスやエネルギッシュなビジネスウーマンぶりに感心させられているオーナーの、低めに柔らかく響くざっくばらんなお喋りの声とドライヤーの風とモーターの音が重なるのを聞きながら、ブラッシングにつれて毛根が引っ張られ緩められしながら、髪が乾いていく様子。
友人と落ち合って情報交換などしてから帰宅。