綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

うなだれていた三本の向日葵が、窓の光をめざして顔を上げる

一日中、家にいる日。前夜、それほど遅い時間に眠ったわけではないのに、なかなか起きられなかった。体操の後、マッサージにはいつもより時間をかけて手足の指の細かい部分までほぐしていくと、意外に固い部分があったりする。衣類や布団を干したり、台所を片付けたりしていると、どんどん時間が過ぎる。
昼食には、豆乳がまだ余っていたので、思いついてありあわせのキャベツとじゃがいも、ニラを入れ、味噌スープを作ってみた。仕事から帰ってきた父にも、普段はさほど豆乳が好きではないのに、意外に好評だったので、ちょっと嬉しい。
自室にいると時折、窓から涼しい風が入ってくるのだが、それでも気温が高いせいか、あれこれすべきことがあるのに捗らない。大きめのタンブラーにお白湯とローズクォーツ、ルチルクォーツを入れて窓辺に置いたのを時々飲みながら、ちまちまと片付けものをしたりする。
夕方から夜になると風も入らなくなった。空調が無いので、蓄熱した温室の中のよう。ぐったりしていると、友人たちから電話が入る。うち一人には、いかに最近の金融市況が従来の経済理論では理解できない動きをしているかを懇々と聞かされる。加えて曰く、フィボナッチ級数を適用したり、その他自然界にあるようなサイクルを高等数学的な技術と絡めて予測するようなことは以前から行われているが、それは本来の「経済」の在り方ではなかろうと思える一方、多くの人が従う指標こそが「現実」を作っていくのも確かだ等々。昨年から今年前半の市況というのを聞きながら、友人に尋ねられて占星カレンダーを繰っていると、全く使っていない金融占星術ソフトウェアの活用範囲が実は広くて興味深いのではないかと思い当たりつつ、しかしそんな金融システムに多くを依存する経済が根幹から揺るいだ時に、社会の実際的なしくみを円滑で豊かに、創造的に動かし続けるのは何か、既に見極めておくべきだとも考えさせられる。