フェンスに取り巻かれた、蔵の跡の四角い草叢。たてものは、虫たちの声

そこそこすんなり目が覚めて、友人が仕事場に来る日なので多めにお弁当を作る。胚芽米のご飯を炊いて、南部の農事組合から送ってもらう梅干と一緒に、秋田杉の曲げわっぱに入れた。おかずは、高野豆腐と切り昆布・野菜（人参、ズッキーニ、しめじ、モロッコ豆）の煮物、生姜風味の葛あんとじ。採れたてを頂いた、肉厚のししとうの胡麻油炒め、うす塩味。冷ましているあいだにシャワーを浴びて体操とマッサージ。お白湯にローズクォーツとルチルクォーツ。
仕事は順調で、あまり遅くならないうちに帰宅できるのは嬉しい。食料品を調達してから家業の事務所に寄り、静かなところで寛ぎながら、おやつに炒り豆をつまんで、かなり纏まった時間、翻訳学の本を集中して読むことができた。
夜、暑さのために、ひどく寝付きにくいのには参った。涼しげなヒマラヤ水晶を手にして眠る。