綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

いれかわりたちかわり、すこしはなれたくらがりからこちらをながめる、ちいさいねこたち

お供え膳の仕上げをして台所を片付け、日課の体を緩める体操と、「メビウスの水」やオイルを使って体の構造や気になる部分を意識しながらのマッサージ。水分補給を忘れないよう、お白湯を入れたサーモマグに、ルチルクォーツとローズクォーツ。8月3日以来摂っている、ちょっと特別な大豆の粉をひと匙。いつものように、この一日よい進展があること、楽しみ多いこと、エネルギーをうまく使えることなどを頭の裏のほうで数秒だけれど集中してさっと思い描きながら、ヒマラヤガーネットとゲルマニウムのシンプルなブレスレットを着けるほかに、「未来の鏡」としての、これもちょっと特別な、5センチほどもある尖ったヒマラヤ水晶のペンダントも、濃茶色のシルクのチョーカーで鎖骨の少し下(胸骨柄の下のほうから胸骨体にかかるぐらい)の高さに余裕をもって下げる。新しい仕事も始まるから。
お弁当は、雑穀入りの白米ご飯を炊飯器高速モードで炊いて、おかずは精進料理を流用。仕事場に友人が来る日なので、二人前を用意。(母にも友人にも、芋茎とササゲの酢味噌和えが、特に好評だった。)
仕事では、いつもながらの書類仕事、電話・来客の相談応対以外に、初めての試みで、顔の見えない不特定多数の人たちに向けて5分ほど、自分の選んだ話題をボスを相手に話す時間があったのを何とかこなした。まだ手探りの為、メインの話題、おおまかな組み立て、あれこれ対応できる素材資料だけをもとに、後は聞き手としてのボスに展開を誘導してもらうほうがすっきり纏まるように思ったが、聴いていて心地よい緩急のある展開、喋りたいことを無理やり詰め込まず整理する時間管理など、予めもっと自分でも計算しておくほうがよさそうだ。声の出し方にしても、多少は訓練されているとは思うけれど、「伝える」には、まだまだ学ぶことがあるのを感じる。話題選びは、週替わりで大まかな分野を初めに決めておくほうがうまくいくだろうか、などとアイデアが浮かんでくる。10代初めに好きだった詩人、ロベール・デスノスの多くの仕事の一部―聴衆に声を届け、聴衆の無意識を読み解いて、またフィードバックすること―を、何となく考える。

先日、海外との連絡を手助けした友人からの御礼が、仕事場気付で届いていた。一旦は気遣い無用と断り、「また頼みごとをしにくくなるから」とも言われ、おやおやと呆れてみせたりもしたけれど、結局は有難く素直に、好意を受けることにした。もっと言語能力や問題処理能力を磨いたり、手がこんでいたり贅沢で質の高い、美しいもののイメージを見るために使わせて頂くことで、もっと難易度が高いことであっても更に気軽に、友人を手助けして自分の世界も広げていけるようになっていくのを想像すると、わくわくする。帰路、書店を覗くと、新しい英語学習法、特性要因図、仕事環境整理のティップの本が目に入り、プレタポルテの広告写真モデルの眼差しに強さが戻ってきた秋のファッション雑誌(私にしては、珍しい)と一緒に購入。勉強に集中しやすい条件を整えたい。それに、やはり手や爪を、人工的に飾り立てるのではなしに、綺麗にしておきたいと、ふと思う。
家業の店舗は、深夜まで注文品の「宿題」を抱えて開けていた。少し手伝い、母、弟と揃って帰宅。途中、友人から電話が掛かってきて、どの仕事も深夜まで、効率がよくない労働集約的なものばかりで大丈夫かと呆れられる。給与明細の金額には換算できない「価値」「収入」も、あるにはあるのだけれど。