綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

露を含んだ薔薇が咲く、トマトサラダの大皿(種明かしは、くるりと巻いた皮の上の粗塩)

体操、マッサージ、大豆の粉。「美味」水を入れた梅醤番茶も。
家の中の共有スペースや通路の簡単な掃き掃除や靴磨きを終え、歯科で歯のメンテナンス。待ち時間に、仕事の参考になるよう新型インフルエンザの解説書を読む。
昼食は友人の仕事場で。トマトサラダの盛り付けがあまりに綺麗で、思わず写真を撮る。「花」に添えられた、イタリアンパセリの緑が、赤の瑞々しさ、植物らしさをなおさら引き立てていた。
足を延ばした所で、ビー球が底でくるくると動く、丸いガラス瓶に入った水耕栽培ペペロミアを買ってみた。お店の小柄で細身の女性の対応に、とても関心する。マニュアル的な説明ではなく、自分でも植物が好きな人なのだろうし、買う人にとって役立ったり心楽しくなるようなことを、嫌味のないタイミングと口調で言い添えてくれる。「ビー球の色も、換えられますよ」、「説明書には液肥をやってもいいと書いてあるけれど、自分でやってみたら却って弱ったから、やらないほうがいいと思います」、「この子はあまり大きくならないけれど、茂ってきたらちょっと切って水に刺しておいても水栽培で育ちます」、(植物の名前を尋ねてみたら教えてくれた後で)「紙にも書いて、箱に貼っておきますね」、「茎も赤いのが可愛らしいでしょう?こういう丸みのある肉厚の葉の植物は、幸せが集まりやすいといいますよ」などなど。
帰宅後、石屋さんのセールで購入したヒマラヤ水晶のペンダントトップが届く。スカイブルーのシルクのキータッセルや、ハート型のスタイラスと一緒に、携帯ストラップのチャームに仕立ててみた。筥迫や、韓国のノリゲみたいな雰囲気かもしれない。安っぽい「縁起物」「風水アイテム」風にはしたくなかったのだが、石の、力が凝縮されたようなボリューム感や、少しスモーキーな氷のような佇まいのお蔭で、適度にエレガントで重厚な雰囲気になって気に入った。これをきっかけに、情報収集や人との繋がりは必要だといっても、いたずらに長引かせて半端な質の時間にしてしまわず、自分ひとりでの(仕事の関連であれ、語学や法律、創作、日常的な雑務をこなしたり、精神的な作業であれ)「勉強」に専念すべき時間と、もっと適切に切り換えられるようにしていきたい。どんな場面でも決断力を高め、心を強くして、心身の好ましくない癖を断ち切っていけるよう、プライベート名刺の裏に決意を書き、満月直後の月が見える自室の窓辺に、完成したストラップ付きの電話を乗せて置いてみる。