綴りかた日記

はてなダイアリ―から移行しました(2019.02)

後ほど

一度は早く目が覚めたのに、疲れが取れていない気がして横になったままでいると、結局お昼近くまで眠っていた。体操を簡単にして、マッサージは普段より念入りに。「美味水」を入れた梅醤番茶を摂りながら、洗濯ものを干したり、食器を洗ったり。
気持ちを切り替えて、今週末の出張に備えようと、美容室に行ってヘナでカラリングしてもらった。髪のスタイリングはともかく、しゃんとした気分になる。
帰路、向かいにあるヴィンテージ・クチュールや新品の雑貨などを扱うお洒落なお店を覗いてみると、デニム地に繊細なレースを重ね、インドでビーズを手刺繍したスカートが投げ売りされていた。以前なら絶対に身に着けなかったタイプの洋服を試して新しいセンスを養いたくなったので、思い切って購入。仕事場にいた友人から、お福わけで、兵庫県香住産の、レトロ調な旧字の紙で包まれた二十世紀梨を一つ頂き、ついでに脈絡がないようにも見える新聞記事切り抜きも渡される。(例えば、ヨーロッパのオートクチュールハウスでも高評価の木馬社のリボンを、季節の移ろいにヒントを得てデザインしているドイツ文学畑出身の女性。私財を投じて傷ついた小動物を助けてばかりいた元警官。―壊す、殺すことをせず、一芸に専心して誇れるものを創れという、彼なりのメッセージかもしれないが。)
家業の事務所に寄って、持ち歩いていた法律テキストを少し読む。